［ターゲット（Keil C166）］（Target (Keil C166)）

［クロック（MHz）］（Clock（MHz））

デバイスの CPU クロックを指定します。ほとんどの場合、この値は XTAL 周波数と同じです。

［メモリモデル］（Memory Model）

C166 コンパイラのメモリモデルを指定します。新しいアプリケーションの開始には、デフォルトの SMALL が適切です。

［オペレーティングシステム］（Operating System）

アプリケーションでリアルタイムオペレーティングシステム（RTOS）を使用できます。Keil には、以下の異なるバージョンがあります。

• Advanced RTX166 は、プリエンプティブタスク切り替え、メッセージとシグナルの受け渡し、セマフォなどをサポートしている効率の高い RTOS です。これには、フラッシュファイルシステムと幅広い TCP/IP サポートが含まれています。
• RTX166 Tiny は、PK166 プロフェッショナルデベロッパーズキットの一部で、少ないメモリ（シングルチップシステム）で実行されます。
• RTX166 Full は、現在では Advanced RTX166 に置き換えられ、新しい設計には使用されません。下位互換性を維持するために選択できます。

［データしきい値］（Data Threshold）

小さいオブジェクトをより最適なメモリタイプに配置することで、メモリモデル設定を最適化できます。これは、LARGE、HLARGE または COMPACT、HCOMPACT メモリモデルで便利です。デフォルトは near、6 で、6 バイト未満を必要とするすべての変数を near メモリに配置します。妥当なエントリの例を以下に示します。

• sdata 10：10 バイト未満のサイズの変数を sdata 空間に配置します。これは通常、166 デバイスの XRAM 空間に配置されます。明示的なメモリ空間がないその他の変数は、huge 空間に配置されます。
• near 6、idata 2、bdata 2：2 バイト未満のサイズの変数を idata、単一ビットメンバを持つビットフィールド構造体を bdata、6 バイト未満のサイズの変数を near にそれぞれ配置します。メモリタイプがないその他の変数は、huge に配置されます。

［オンチップを使用...］（Use On-chip ...）

CPU スタートアップコードで通常は有効になっているオンチップコンポーネントの使用量を指定します。ダイアログ設定がスタートアップファイルの設定と同じであることを確認して下さい。

［Near メモリ］（Near Memory）

16 ビットアドレスを使用して変数にすばやくアクセスするために、RAM と ROM 空間を拡張します。C166 グループ NDATA（RAM）と NCONST（ROM）をサイズ変更します。

［外部メモリ］（External Memory）

ターゲットハードウェアのすべての外部メモリ領域を指定します。RAM は変数を保存するメモリに使用します。ROM は定数とプログラムコード（通常は、EPROM またはフラッシュメモリ）を保存する領域に使用します。情報は、リンカ/ロケータ設定を派生させるのに使用します。さらに、ハードウェアで必要なチップ選択シグナルを生成するには、CPU スタートアップコードを設定する必要があります。

Monitor-166 でテストをする場合、プログラムコードは RAM 空間で実行されますが、このダイアログでは ROM を指定する必要があります。指定しない場合は、アプリケーションに定数とプログラムコード用のメモリがなくなります。