［フラッシュ］（Flash）メニューの設定

µVision4 では、フラッシュプログラミングユーティリティ用のコマンドインタフェースが提供されています。これらのユーティリティは、［ターゲットのオプション］（Options for Target）ダイアログの［ユーティリティ］（Utilities）タブで設定されます。このダイアログは、［フラッシュ］（Flash）→［フラッシュツールの設定］（Configure Flash Tools）メニュー項目を選択すると開きます。

コマンドインタフェースが設定されると、［フラッシュ］（Flash）メニューコマンドを使用できます。このメニューコマンドでは、ターゲットデバイスのフラッシュメモリを変更するために［ダウンロード］（Download）または［消去］（Erase）を呼び出すことができます。

• ［フラッシュプログラムのターゲットドライバを使用する］（Use Target Driver for Flash Programming）：Keil ULINK などのフラッシュプログラミングドライバを選択し、［出力］（Output）ダイアログで指定された実行可能アプリケーションプログラムをダウンロードできます。［設定］（Settings）ボタンを使用すると、ドライバコンフィギュレーションを表示できます。Init ファイルは、BUS コンフィギュレーションまたは追加プログラムファイルのダウンロードに必要です。Init ファイルを使用すると、デバッグコマンドまたはデバッグ関数を使用してスクリプトを事前ダウンロードできます。
• ［フラッシュプログラムに外部ツールを使用する］（Use External Tool for Flash Programming）：サードパーティ製のコマンドラインベースツールを有効にします。ダウンロードツールを開始するには、コマンドラインおよび引数を指定します。フラッシュプログラミングユーティリティ用に、出力ファイル名、デバイス名、クロック周波数を指定するには、キーシーケンスを使用します。［独立して実行］（Run Independent）を指定すると、µVision4 IDE によるコマンド同期なしでユーティリティを実行できます。

注

• ほとんどのシングルチップデバイスの場合、µVision4 デバイスデータベースは、オンチップフラッシュ ROM のための正しい設定を提供します。