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PC-Lint の実行

Gimpel Software が開発した PC-Lint は、アプリケーションのすべてのモジュールで C プログラムの構文とセマンティクスをチェックします。PC-Lint はバグおよび不整合の可能性のあるものにフラグを設定し、明確でない、誤りのある、あるいは無意味な C コードの位置を特定します。PC-Lint を使用すると、ターゲットアプリケーションのデバッグ作業の労力が大幅に軽減されます。

お使いの PC に PC-Lint をインストールし、[ツール](Tools)→[PC-Lint の設定](Setup PC Lint)ダイアログでパラメータを入力して下さい。PC-Lint の一般的なコンフィギュレーションのサンプルを以下に示します。

[ビルド](Build)ページで正確な出力を得るには、KEIL\ARM\BIN フォルダにあるコンフィギュレーションファイルを使用する必要があります。

PC-Lint を設定したら、ソースコードをリントすることができます。[ツール](Tools)→[リント](Lint...)を選択すると、現在フォーカスのあるエディタファイルに対して PC-Lint が実行されます。[ツール](Tools)→[C ソースファイルをすべてリント](Lint All C Source Files)を選択すると、プロジェクトのすべての C ソースファイルに対して PC-Lint が実行されます。PC-Lint のメッセージは、[ビルド](Build)→[出力](Output)ウィンドウにリダイレクトされます。Lint メッセージ行の上でダブルクリックすると、エディタがソースファイルの位置に移動します。

PC-Lint の出力ウィンドウのサンプル

[ビルド](Build)[出力](Output)ウィンドウで正確な出力を得るには、コンフィギュレーションファイルに次のオプション行が存在する必要があります。

-hsb_3 // 3 lines output, column below
-format="*** LINT: %(%f(%l) %)%t %n: %m" // Change message output format
-width(0,10) // Don't break lines

各ツールセットは、特定の PC-LINT コンフィギュレーションファイルを使用します。このファイルは、コンパイラバリアントに合わせて設定されています。これらのコンフィギュレーションファイルには、前述した行など、該当する PC-LINT コンフィギュレーションオプションがすべて含まれています。さまざまなコンパイラで必要な他の PC-Lint オプションも含まれているため、次のコンフィギュレーションファイルを使用することを強くお勧めします。

PC-LINT コンフィギュレーションファイル 説明
..\ARM\BIN\CO-RV.LNT ARM7、ARM9、および Cortex-Mx の各デバイス用 PC-LINT コンフィギュレーションファイル
..\C51\BIN\CO-KC51.LNT Keil C51 および CX51 用 PC-LINT コンフィギュレーションファイル
..\C251\BIN\CO-KC251.LNT Keil C251 用 PC-LINT コンフィギュレーションファイル
..\C166\BIN\CO-KC166.LNT クラシック C16x デバイスの Keil C166 用 PC-LINT コンフィギュレーションファイル
..\C166\BIN\CO-KC166XC.LNT XE16x デバイスおよび XC20x デバイスの Keil C166 用 PC-LINT コンフィギュレーションファイル
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